【WOT】Intel Iris Xe GraphicsでWOTはプレイできるのか
オンボードグラフィックとWOT
オンボードとはCPUに内蔵しているグラフィックカードみたいなものです。簡単なグラフィック処理ならしてくれますが、ゲームをするには厳しいというのが以前の常識でした。しかしWOTは比較的低スペックPCでも設定を下げればオンボードでもプレイは可能でしたが、推奨環境をオンボードでプレイというとは無理な話でした。ところが最近発売された最新インテル11世代の一部のCPUに使用されている内臓GPU「Intel Iris Xe Graphics」がオンボードの中で飛び抜けて性能が良いということらしいです。
※Intel Iris Xe Graphicsは現在はノートブック向けのインテル11世代の一部に搭載されている内臓GPUです。
Intel Iris Xe Graphicsの性能
ベンチマークを一般他サイトより調べました。
Intel Iris Xe Graphics G7というやつがそれです。同じIntel Iris Xe Graphicsでも実は二種類存在しており
- Core i5 11300HやCore i5 1135G7などのCorei5がIris Xe Graphics(80EU)
- Core i7-1180G7やCore i7-11370HなどのCorei7がIris Xe Graphics(96EU)
肝心の結果ですが、なかなかの性能です。
実はGTX960Mというグラフィックボードは発売当初はWOT推奨のグラボとして使われていたことがあり、これと似た性能であれば快適にプレイできると思われます。
他の軽いゲームなら十分プレイできる結果となりました。
GPU(グラフィックボード)性能比較表【2021年最新版】 | PC自由帳
実際のベンチマーク
実はCore i5 1135G7搭載のPCを買っていたので実際にWot encoreでベンチマークがどれくらいでるか試してみました。
正直期待したよりも数値がでていません。ただオンボードで画質中設定にしてはなかなかよい結果でしょう。
corei7のIris Xe Graphics(96EU)の動画もありましたがそこまで数値はよくありません。
期待していた画質「高」設定のプレイは厳しいでしょう。
価格帯の参考
Core i5 11300HなどのIris Xe Graphics(80EU)搭載のノートPCがだいたい6万円~
Inspiron 14 ノートパソコン (Intel) (5410) (2021年4月13日発売) プレミアム
Core i7-11370HなどのIris Xe Graphics(96EU)搭載のノートPCがだいたい8万円~
Inspiron 14 ノートパソコン (Intel) (5410) (2021年4月13日発売) プラチナ
マイニング熱が下がってはきたものの、まだ価格が安くならないグラボフィックボード付きのゲーミングノートPCが10万円前後していることを考えれば、まずまずの性能でしょう。特にゲーミングノートPCは基本的に15.6インチの大きい画面しかなく、もち運びが不便なことを比較すれば14や13,3インチの小型が揃ってることはメリットでしょう
結論
- Intel Iris Xe グラフィックスなら画質「中」設定なら動くが「高」だとFPS30を切る
- WOTを「中」設定でプレイするノートPCが6万円~で購入可能
確かに既存のオンボードグラフィックよりは遥かに良い性能ですが、さすがに推奨環境である「高」設定以上でプレイすることはまだ出来なさそうです。
ただ進化はしているのでオンボードで推奨環境がプレイできる日もそう遠くはないでしょう。